東京都江戸川区の賃貸管理 | ガスコンロの不具合について
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トラブル事例
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先日、弊社管理物件の賃貸マンションにご入居いただいているお客様より「ガスコンロが点かなくなった」というお問い合わせがございました。
火が点かないと言っても原因は様々で参考にしていただければと思います。
またIHコンロでも同様の事例もあり、対応も異なってきます。生活の大事な一部の設備です。一部入居者様でも対応できる内容もございますので、故障かな?と思った際は、下記をご確認ください。
そしてお使いの機種によっても、寿命までの期間が多少前後します。また、日頃の使用方法にもよっても、耐用年数は変わってきます。頻繁に調理をしているご家庭と、外食等がメインで、ほとんどガスコンロを使わないご家庭の場合なら、使用頻度が少ないご家庭の方が耐用年数は長くなります。日頃のお手入れの仕方でも、寿命に差がでてきます。油汚れ、吹きこぼれなどを放置したまま、使用を続けていると、ガスコンロに負荷がかかってしまいます。長く使うためにも、バーナー周りや天板など、定期的な清掃が大切です。
故障のチェックのポイント
1.電池が切れていないか
ガスコンロに乾電池があるということを意外とご存知でない方も実はいらっしゃいます。電池が入っている場所は様々ですが、通常は前面パネルに蓋があり、そこに電池がセットされています。
2.汚れや濡れ等がないか
バーナー部分に食材のカスや汚れが詰まっていると、火が点かないことがあります。また調理中に吹きこぼれたあと、濡れたままになっていると点火しにくいこともあります。濡れているだけなら乾けば点火します。
3.バーナーキャップをチェック
掃除の際にガスコンロのバーナーキャップがずれたりすると点火しません。バーナーキャップが正常に設置されるようになれば点火します。
4.安全装置の不具合
最近のガスコンロには安全装置が備わっています。吹きこぼれや風で火が消えたときにガスを遮断する「立ち消え安全装置」があります。絶えず火に当たる位置にあり、熱を検知するとガスの弁を開けるセンサーの役割を担っています。この部分が濡れていたり汚れていたりすると熱を検知できず、ガスの弁が閉じてしまうので、こちらも水気や汚れを取って、再度試してみましょう。
この部品は消耗部品でもあります。長年使用しているようなら、部品交換が必要となる場合もあります。
5.点火(スパーク)プラグの不具合
立ち消え安全装置と似た部品に、スパークプラグがあります。これはガスに引火させるための火花を散らす部品です。この部品の先端や、火花が散る先のバーナーキャップが濡れていたり汚れていると火は点きません。これも立ち消え安全装置と同じように、位置がズレてしまっていることもよくあります。劣化などによって部品交換が必要になることもあります。
6.温度センサーの不具合
鍋やフライパンが乗っていないと、事故防止のため火花が出ません。鍋の有無は、中央の温度センサーが押し込まれているかで検知しています。そのため、「温度センサーが汚れで固まっている」「鍋などが軽すぎてセンサーが浮いている」などの理由で鍋が検知できないと火花が出ません。センサーが固着している場合は清掃してスムーズに動くようにします。
IHコンロの場合は?
最近はIHコンロの普及も進んでおります。なんといっても大きなメリットは日々のお手入れのしやすさではないでしょうか。ガスコンロと違ってフラットなので、汚れてもさっと拭けばきれいな状態に保てます。
また火を使わないので、安全面でも大きなメリットです。
ではIHコンロの場合、どのような原因症状があるでしょうか。
1.電源が入らない
ブレーカーが落ちている、コンセントが抜けてしまっている。電源を入れ直すことで使用できるようになるケースもございます。
2.天板が割れてしまった
ガスコンロと違い、直接鍋を置きますので、乱暴に置いてしまうとヒビが入り、使用不能になってしまいますので、常に優しく置くように心がけてください。
3.基盤の故障
吹きこぼれでIHコンロ内部に浸水し、基盤が故障してしまうケースもあります。また経年劣化で基盤が作動しなくなることもありますので、型番や製造年を確認し、メーカーの修理で対応が可能なケースもあります。
ガスコンロの寿命
ガスコンロを含むガス機器の寿命は、約10年程度とされております。使用頻度やお手入れによって時期に幅はありますが、10年以上経過すると部品の劣化が進む可能性があります。もう一つ目安となるのがメーカーの部品製造期間です。大手メーカーの場合、ビルトインコンロの整備用部品の保有期間は、製造打ち切り後10年とされています。使用年数が5年以下なら修理や部品交換で済むことが多く、10年近いと買い換えが必要になる可能性があると言われています。10年を超える場合の製品は積極的に入れ替えを検討してみましょう。
また2008年以前に製造されたコンロは安全機能がまったく搭載されていないものもあります。2008年4月以降、一般家庭用のガスコンロには「Siセンサー」の搭載が標準化されました。Siセンサーには法律で義務付けられている安全装置をはじめ、火の消し忘れや吹きこぼしで自動消火する機能などが備わっています。鍋底の温度を検知して異常高温を検知したら、自動で火力を調節します。Siセンサーの標準化以前はガスコンロからの出火が原因による火事が多くみられましたが、標準化以降の火災件数は減少傾向にあります。そのため2008年以前に製造されたものが設置されている場合は、安全面を考慮し入れ替えをご検討いただきたいと思います。
まとめ
今回の江戸川区の事例の原因は点火プラグの劣化でした。建物の築年数もちょうど10年で、今回はメーカーで部品保有もありましたので、修理で対応可能となりました。小さいお子様がいるご家庭や毎日お料理をされる方だとコンロが使用できなくなるのは大変不便に感じられると思います。
圧倒的に交換するタイミングは入居中がほとんどです。その場合、費用面よりも早急な対応をしなければいけないため、スピード感が求められます。
空室時や退去時にタイミングよく交換できるチャンスがあり、平均寿命を大幅に超えている製品が設置されている場合、積極的に入れ替えをしてみてはいかがでしょうか?
当社ではどのガスコンロ、IHコンロの交換も対応しております。ご安心してお任せください。
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