神奈川県横浜市の賃貸管理|水のトラブル
trouble
- トラブル事例
トラブル内容
神奈川県横浜市の賃貸管理・不動産管理トラブル解決事例。
先日当社管理物件の入居者より①キッチン水栓の蛇口が取れた➁洗濯機使用時、水栓(蛇口)部分の水漏れがある。とのご相談がありました。
水回りは毎日使うものですから日常の中でほんの少しのことでも不便さを感じます。
今回の状況をご入居者様にヒヤリングをしたところ①キッチン蛇口が取れた。はめれば使えるがすぐに取れてしまうため修繕してほしい。おそらくパッキンの劣化ではないかと➁洗濯機水栓(蛇口)のパッキン劣化。とのことでした。
どちらもパッキンの劣化が問題でした。パッキンとはなにか。なんとなく聞いたことはあるけどよくは知らないものって意外と多いですよね。ではまずこちらの画像をご覧ください。
画像内のこれにある「こま」についている物をさすことが多いですです。パッキンは主にゴム製のものが多く「こま」と呼ばれるところについています。他には蛇口周りの可動部や接続部のところにもパッキンはあります。
パッキンの役割とは何でしょう?また画像を見て確認しましょう!
普段は閉じているハンドル。しかし金属だけですと水圧に負けてすき間から水が流れてしまいます。しかしパッキンがあるとそのすき間を塞いでくれるので水漏れの心配がなくなるわけです。そしてハンドルをひねると「こま」と「こまパッキン」のところが上がり、蛇口内に通り道ができることによって水が出てくる仕組みです。上げ下げするタイプも同じような仕組みです。
ご相談内容①と②
さて、①の事例ですと「キッチン水栓の蛇口が取れた」ということなのでパッキンはパッキンでもノズルの部分にあるパッキンと予測されました。
なんでノズルにもパッキン?
この部分はナットでぎちぎちに固めてしまうとノズルを動かすことができなくなり洗い物一つでもものすごい手間を感じることでしょう。少しでも横に動かせればスムーズに洗剤などの泡を流せるのに・・・ではナットを少し緩めて動かせるようにすればいいのではないか?はい、皆さんが予想した通り緩めればもちろん水が漏れてきます・・・そこで登場するのがパッキンです!
パッキンがあることでノズル部分を稼働させながら水が漏れるすき間を塞いでくれるのです。
しかしノズル部分のパッキンは動かしたり流す水の圧力など様々な要因での経年劣化がありますがそれらによりパッキン部分が弱くなり変形してしまいます。そうしますと弱くなったパッキンのすき間から水が漏れてくることがあります。さらに劣化するとすき間が大きくなりノズルがガタガタしたり最終的には外れてしまいます。これが今回の①の原因です。
ですので普段使っている中でちょっとおかしいかも?と思ったらまずはパッキンの交換をお勧めします。
パッキンの寿命はおおよそ10年といわれています。こう聞くと結構寿命長いかと思うかもしれません。新築であれば全く問題ありませんが物件によっては新しく入居したばかりなのに水が漏れてしまうということが無きにしも非ずです。このパターンは前入居者とあわせて耐用年数を超えてしまいパッキンが弱くなっていたということです。弊社ではこのようなことが起きないよう入居される前に必ずチェックをします。
注意!!
パッキンの取り換えはご入居者様負担になります。それはパッキンは「軽微な修繕」にあたるからです。
民法第606条内に『賃貸人(オーナー)は賃貸物の使用および収益に必要な修繕をする義務を負う』と記されています。つまり貸主側(オーナー)が責任を持つのは賃貸物件(お部屋)として扱うために必要な修繕と取れるわけです。
窓が割れて部屋がびしょびしょ、玄関の鍵が閉まらなくて防犯ができない。こういったことは賃貸物件(お部屋)として扱うことができないため修繕してもらえます。
蛇口のパッキンの劣化・照明の電球切れ・網戸の穴開きなどは、それが生じて住むことができない状態となる不具合には当たらないため借主の負担となるわけです。
家電の電池を想像していただけるとわかりやすいでしょうか。テレビや照明のリモコン電池がなくなったら取り替える、といったイメージです。
パッキンの交換はどうやればいいのか?
初めにパッキンのサイズを確認しましょう。もしサイズを間違えたら時間もお金も無駄になってしまいます。確認方法ですが蛇口本体にメーカーや型番号が記載あるいはシールが貼られています。メーカー、型番号を確認したらネットでそれらとあわせて最後に「パッキン」と付けて検索するとサイズがわかります。そしてメーカー、型番号ごとに修理取付の手順が違うため説明書に従い進めていきましょう。(もし説明書がお手元にない場合はパッキンの時と同じようにメーカー、型番と共に「取り替え」などのワードで検索しましょう!)
説明書やネットでも書いてあると思いますが交換する際に必ず水の供給を止めてください。止めないと蛇口周りの部品を外した際に水が噴き出してしまいます。元栓を閉めるときは時計回りに締めてください。元栓の場所は玄関を出てすぐのところにあることが多いです。
②の事例
今度は場所が変わって「洗濯機」です。使っているときに水栓部分から水が漏れてくるというトラブルでした。こちらも原因はパッキンでした。ですので取り換えをしたことによって問題は解決しました。ですが洗濯機水栓の場合ですともう一つ水が漏れる原因があります。洗濯機の水栓(蛇口)部分はあまり動かすことがないと思いますがその影響でパッキンと接合している部品が劣化や変形、破損している場合があります。全く動かさないのも故障の原因になりますのでできれば気をつけていただければと思います。水栓部品自体に不具合がある場合は取り換えになるのでその場合はオーナーや物件管理会社に電話をしましょう。
まとめ
今回は①も②もパッキンの交換事例でしたがお水にかかわる問題は他にもたくさんあります。中でも漏水問題は早期の発見と対処が重要です。漏水といってもたくさんのパターンがあります。今回の事例のような水栓の他にトイレやお風呂だったり上の階に住んでいる入居者などなど本当に様々な事例があります。
漏水が疑われる場合は、迅速に対応し被害の拡大を食い止めることが必要です。
なかなか気付きにくい問題ですので、少しでも怪しいなと思ったら躊躇なく管理会社にお問い合わせください。
そして高額になった水道料金は減免申請できることもありますので、ぜひご相談ください。
最後になぞかけを一つ
どんな答えか考えて当ててみましょう!
注意!下に答えがあるのでスクロールを止めてください
「パッキン」 と掛けまして 「お花」 と説きます その心は
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どちらもすいせん(水栓)(水仙)があるでしょう。
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