東京都千代田区の賃貸管理 | 害虫被害について
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- トラブル事例
トラブル内容
〇〇東京都千代田区の賃貸管理・不動産管理トラブル解決事例〇〇
先日、弊社管理物件の賃貸マンションにご入居いただいているお客様より「室内に小さな虫が湧いてしまっており、退治しても出てくるので室内のどこかで沸いてしまっているのではないか？」と事で、お問い合わせをいただきました。
詳しい状況を入居者様へヒアリングさせていただいたところ、入居してから2年目になるとの事で、去年も同じように夏前くらいにお部屋の中に虫が湧いてきており、去年はそこまで発生数が多くなかったので連絡をしていなかったが、今年は数も多く2回目だったのでご連絡をいただいた状況でした。
お問い合わせ内容をオーナー様へ共有の上、業者手配等をさせて頂きました。
今回は、室内で害虫が発生してしまった場合の対応方法等についてご紹介させていただきます。
是非、最後までご覧ください。
状況
まず初めに、今回の状況といたしまして、2015年築の分譲マンションとなっており、ご連絡をいただいたご入居者様からの連絡をいただく前には、同じような事案はございませんでした。
また、虫が発生するような古い物件ではなかったので入居者へ室内に放置している食べ物などが無いかの確認を致しましたが、思い当たるような箇所は無いとの事でした。
詳細について入居者様からは、昨年から夏前くらいに発生するとの事で、発生個所としてはキッチン周りやトイレ等の壁や床の隙間から出てきていると思うとの事でした。
発生個所については入居者様も良く分からない状況ではあり、隙間から出てくるのを見たこともあるものの継続的に出てきているわけではなかったので、他の所で湧いてきたり外から入ってきたものが隙間を出入りしている可能性も御座いました。
尚、退治してもどんどん出てきている状態とご報告をいただいており、室内のどこかで発生してしまっている可能性が1番高い状態でした。
取り急ぎ、入居者様より虫のお写真(虫自体のお写真、発生していると思われる箇所のお写真)をいただき、インターネット等で調べてみたところシバンムシという種類の虫の可能性がございましたが、正確な所は分からずな状況でした。
また、入居者様からは室内はかなり気を使って綺麗にはしており、虫が発生しそうな食べ物等は置いていないく清掃等もこまめに対応していただいているとの事でしたので、余計どこから発生しているかがわかりませんでした。
入居者様へヒアリングの上集めた情報だけでは対処方法などがわからなかった為、一度オーナー様へ状況のご報告の上、害虫駆除業者を手配させていただき、まずは現地調査から対応していただくことになりました。
尚、現地調査については無料で対応している業者を選定の上依頼をさせていただき、見積もりまでは無料で対応いただける業者が数多く御座います。
状況確認～対応方法
まずは、害虫駆除業者を手配させていただき、室内のどこから虫が発生してしまっているのか？どのような原因があるのかを現地調査から対応させていただきました。
入居者様と日程調整の上現地訪問から室内の確認をしていただきましたが、害虫駆除業者からは現地を確認した上で正確な発生源を特定することが難しいとご連絡をいただきました。
詳しく確認をしたところ、費用をかけて壁を開口したり床を剥がしたりすればある程度発生源を特定できる可能性はあるが、今回のように表面的に室内の確認をしただけでは明確にどこから発生しているかは分からないとの回答でした。
尚、発生している虫については害虫駆除業者にも確認をしていただき、シバンムシの1種であることは特定できました。
シバンムシについては、通常古くなった乾燥食品(パスタや小麦粉など)を好み、袋を神破って中に侵入し袋の中で発生することの多い虫となっておりました。
ですが、室内で発生しそうな箇所が無く、キッチンの乾燥食品類も重点的に確認をしていただきましたが、繁殖しているような状態ではございませんでした。
また、害虫駆除業者から見ても室内は全体的に綺麗に使用をしていただおり、その他に発生しそうな箇所はございませんでした。
詳しい原因が分からなかった為、防虫剤を良く虫を見かける箇所を重点的に散布していただき、しばらくは様子を見る形でその日の対応は終了いたしました。
尚、防虫剤について市販のものである程度の効果はあるようなので、虫が湧いてしまった際は市販のものを試していただくのも良いかもしれません。
その後
防虫剤の散布から1～2週間ほど経ったタイミングで入居者様へどのような状況か確認させていただいた所、防虫剤の対応して以降は虫が出てこなくなったとご報告が御座いました。
恐らくではありますが発生していたのが死滅したか、元々外から入ってきてしまった形になっていて室内にいたものが死滅したかなどになると思います。
尚、虫のサイズはかなり小さく２～３㎜程度となっており、ちょっとした隙間からでも入り込んでしまうことがございます。
ただ、去年も発生し始めてから1ヵ月ほど経ったら出てこなくなったとのご報告もあった為、時期的な問題で出てこなくなった可能性もございました。
今回については一旦収まった状況になりましたので、また発生してきてしまった場合にはご連絡をいただき、対応についてはその際に改めて確認をすることで入居者様にもご納得いただき一旦終了といたしました。
まとめ
以上が、害虫が発生した際の状況確認から対応になります。
あたたかい季節になって来ると、虫が発生しやすくなってしまいます。
基本的には食品などに虫が湧いてしまい、室内にまで広がってしまうケースや、建物の隙間から侵入してくるケースがほとんどになります。
賃貸物件で特に多いのが隣の方がバルコニーを汚く使っており、発生してしまった虫が網戸の隙間等を通って室内に侵入してしまうケースなどがございます。
ですが、稀に室内の壁の中や床下などで繁殖して室内に広がってしまうケースも御座います。
そうなってしまいますと、壁などを壊して根本をどうにかしないと改善されない場合が御座います。
特に建物が古くなってきますと、そういったリスクが大きくなりますので、退去のタイミング等が御座いましたらしっかりと綺麗に清掃をし虫が寄り付かないようにした方が良いと思います。
また、発生してしまった場合は専門業者を手配の上、調査や対応をしていただく必要があると思います。
簡易的な対応をして放置してしまうと、どんどん虫が繁殖し建物設備にまで影響を及ぼす可能性もでてきてしまいます。
そうなってしまうと、害虫駆除以外での対応も必要になってきてしまいますので、早期対応を心掛けると良いかと思います。
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