エアコントラブルについて
trouble

- 賃貸管理トラブル事例
賃貸物件で困ったら!エアコン故障・トラブル時の完全ガイド
賃貸物件での生活において、エアコンは快適な暮らしに欠かせない設備です。しかし、いざ使おうと思った時に「冷えない」「動かない」といったトラブルに見舞われると、生活に大きな支障をきたします。特に真夏や真冬に故障した場合は一刻を争う事態です。
本記事では、賃貸物件におけるエアコンの故障・トラブルに遭遇した際の対処法、修理費用の負担関係、そして日頃からの予防策について、徹底的に解説します。大家さんや管理会社とのスムーズなやり取りのために、ぜひ参考にしてください。
賃貸物件のエアコンは「誰のもの?」知っておきたい基本
賃貸物件に設置されているエアコンは、大きく分けて2種類あります。
1. 備え付けの「設備」であるエアコン
入居した時から設置されており、賃貸借契約書や重要事項説明書に「設備」として記載されているエアコンです。
• 所有者と修理義務者: 大家さん(または管理会社)。
• 費用負担: **通常の使用による故障・不具合の修理費用は、原則として大家さん側が負担します。**借主(入居者)は、管理会社等に連絡し、修理を手配してもらう必要があります。
2. 前の入居者が残していった「残置物」であるエアコン
前の入居者が個人的に設置し、退去時に置いていったエアコンです。契約書等に**「残置物」または「設備ではない」**旨が記載されていることがあります。
• 所有者と修理義務者: 法的な所有権は大家さんにあることが多いですが、修理義務は借主が負うケースがほとんどです。
• 費用負担: 借主が全額負担するか、故障した場合は撤去しなければならないことが多いです。
【重要】まずは契約書を確認!
トラブル発生時、まずはご自身の賃貸借契約書や重要事項説明書を確認し、エアコンが「設備」なのか「残置物」なのかを把握することが第一歩です。記載が見当たらない場合は、すぐに管理会社や大家さんに問い合わせましょう。
「エアコンが動かない」「効きが悪い」と感じても、すぐに業者を呼ぶ前に、まずは以下の簡単な初期対応を試してみてください。これだけで解決することも少なくありません。
1. リモコンと設定の確認
• 電池切れ: リモコンの電池を交換してみましょう。液晶が薄くなっている場合は特に疑わしいです。
• 設定ミス: **冷房・暖房・除湿(ドライ)**など、モードが正しく設定されているか確認します。特に「除湿」は冷房に比べて効きが悪いと感じやすいです。
• タイマー設定: 知らないうちに切タイマーが設定されていないか確認します。
• ブレーカー: エアコン専用のブレーカーが落ちていないか確認し、落ちていたら上げます。
2. フィルターの掃除
エアコンの効きが悪い原因として最も多いのが、フィルターの詰まりです。
• 掃除方法: フィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取った後、水洗いして完全に乾かしてから元に戻します。
• 目安: 2週間に1回程度の掃除が推奨されています。
3. 室外機の確認
• 周辺環境: 室外機の周りに物(ダンボール、植木鉢など)が置かれて、空気の通り道が塞がれていないか確認します。室外機が適切に放熱・吸熱できないと、能力が大幅に低下します。
• 異常音・振動: 異音や過度な振動がないか確認します。
管理会社・大家さんへの連絡と修理の流れ
初期対応で改善しない場合は、速やかに管理会社や大家さんに連絡します。
【ポイント】判断に迷ったら?
どちらの責任か判断が難しい場合、まずは管理会社・大家さんに連絡し、業者に見積もりを取ってもらいましょう。経年劣化による故障であれば大家さん負担となるのが一般的です。
真夏や真冬にエアコンが故障し、修理に時間がかかる場合、借主の生活は著しく不便になります。
1. 代替品の提供・修理期間の短縮交渉
• 管理会社や大家さんに対し、早急な修理の手配を強く求めましょう。
• 修理に数日〜数週間かかる場合、代替の冷暖房器具(扇風機、ストーブなど)の貸与を交渉できる可能性があります。
2. 家賃減額請求の可能性
民法上、貸主(大家さん)には、借主に物件を生活に適した状態に保つ義務(修繕義務)があります。エアコンの故障により部屋が生活に耐えられないほどの状態になった場合、家賃の減額請求が認められる可能性があります。
• ただし、家賃減額が認められるのは「故障の事実」だけでなく「生活に支障をきたす深刻な状況」と「大家さんが修理を怠っている期間」が要件となります。
まずは大家さん・管理会社に状況を伝え、代替品の提供や宿泊費の負担について相談するのが現実的です。自己判断でホテルに宿泊したり、高額な冷暖房器具を購入したりする前に、必ず事前に相談し、承諾を得ましょう。
トラブルを避けるための日頃の予防策
トラブルを未然に防ぎ、エアコンを長持ちさせるためには、日頃のメンテナンスが重要です。
1. 定期的なフィルター掃除
最低でも月に1回はフィルターを掃除しましょう。電気代の節約にもなり、故障のリスクも減らせます。
こまめな対応をすることで急な故障を回避できる可能性が高まるかと思います。
2. 室外機の環境整備
室外機の吸気口や排気口を塞がないよう、周囲には物を置かないようにしましょう。
室外機に異常があって正常に使えなくなる場合もございますので気を付けましょう。
3. エアコンのクリーニング(専門業者)
賃貸物件の「設備」であるエアコンの内部洗浄(専門業者によるクリーニング)は、誰が費用を負担するかがトラブルになりがちです。
• 原則: 設備の維持管理は大家さんの義務ですが、賃貸借契約書に「内部洗浄費用は借主負担」と記載されているケースも多く見られます。
• 対策: 内部の汚れやカビが原因で健康被害や故障が疑われる場合は、自己判断で依頼する前に必ず管理会社・大家さんに相談し、費用負担について確認しましょう。
まとめ
賃貸物件でのエアコンのトラブルは、多くの場合、大家さんや管理会社が責任をもって対応してくれます。
1. 契約書で「設備」か「残置物」かを確認する。
2. リモコンやフィルター掃除など、簡単な初期対応を試す。
3. 初期対応で解決しない場合は、すぐに管理会社・大家さんに正確な情報を伝えて連絡する。
これらの手順を踏むことで、不必要な出費を抑え、スムーズにトラブルを解決し、快適な生活を取り戻すことができるでしょう。
★★★当社の特徴★★★
弊社は、業界の常識を覆す【月額管理料無料】というサービスで、オーナー様の利回り向上を実現する不動産管理会社です。空室が長引いて困っている・・・月々のランニングコストを抑えたい・・・現状の管理会社に不満がある・・・などなど、様々なお悩みを当社が解決いたします!
家賃査定や募集業務はもちろん、入居中のクレーム対応・更新業務・原状回復工事なども、全て無料で当社にお任せいただけます。些細なことでも構いませんので、ご不明な点やご質問などございましたら、下記ご連絡先まで、お気軽にお問い合わせください!
【お電話でのお問い合わせはこちら】
03-6262-9556
【ホームページからのお問い合わせはこちら】
管理のご相談等、その他お問い合わせもこちらです♪
【公式LINEからのお問い合わせはこちら】
お友達登録後、LINEでお問い合わせ可能です♪