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【豪雨直後必見】雨漏り発生時の完全ガイド!原因特定から応急処置、火災保険申請、優良業者の選び方まで徹底解説

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2025.09.20
  • 賃貸管理トラブル事例

今回の豪雨による被害、心よりお見舞い申し上げます。大雨の後に集中する雨漏りのご相談は、建物の深刻なサインです。

この記事は、先週からの大雨で特に被害が多かった雨漏りについて、原因の特定から応急処置火災保険の活用法、そして根本的な修理まで、あなたが今すぐ取るべき行動を網羅した完全ガイドです。


豪雨で急増!あなたの家を襲う雨漏りのSOSサインと原因徹底解剖

大雨や台風などの自然災害後、多くのご家庭で雨漏りが発生します。普段の雨では問題なかった場所から水が漏るのは、**豪雨特有の強い「風」と「水量」**によって、建物のわずかな隙間や劣化部分が限界を迎えた証拠です。

1. 豪雨が引き起こす雨漏りの主な原因

通常の雨漏りは、屋根や外壁の経年劣化が主因ですが、豪雨の場合は以下の特殊な要因が絡みます。

豪雨特有の原因 発生箇所とメカニズム
【風圧による吹き込み】 強風によって雨水が横や下から吹き上げられ、窓サッシの隙間外壁の換気口など、普段は水が浸入しない微細な隙間から水が侵入します。
【排水能力の限界】 ゲリラ豪雨などで短時間に大量の雨が降ると、雨樋(あまどい)やベランダの排水口の処理能力を超え、水が溢れて建物内部に逆流します。特に、落ち葉などで詰まっていると危険です。
【陸屋根・内樋の滞留】 勾配が少ない**陸屋根(ろくやね)や、屋根の内側にある内樋(うちどい)**は、排水が間に合わないと水がプールのようになり、防水層のわずかな劣化部分から浸入します。
【シーリング・コーキングの剥離】 外壁のつなぎ目や窓枠の隙間を埋めるシーリング材は、紫外線の影響で劣化が進んでいます。豪雨の強い水圧で、この劣化部分が一気に剥がれ、浸入経路となります。

2. どこから漏れてる?部位別の雨漏り兆候とチェックポイント

雨漏りのサインは水滴だけではありません。見つけにくい場所で静かに進行していることが多いため、以下の部位別チェックポイントを確認しましょう。

① 屋根・天井で気づくサイン

兆候 疑われる原因
天井や壁のシミ・変色 最も一般的なサイン。雨水の通り道で水分を吸収した木材や石膏ボードが変色しています。カビ臭を伴うことも。
水が滴る音(ポタポタ) 天井裏や壁の内部で水が落ちている音。水滴が見えなくても、この音を聞いたらすぐにプロに連絡を。
軒天(のきてん)の剥がれ 軒先の裏側(軒天)の塗装やボードが剥がれていたら、屋根の裏側から雨水が回っている可能性大です。
屋根瓦・スレートのズレやひび割れ 屋外から目視できる場合、強風で瓦が動いたり、スレートが割れたりしている可能性があります(高所作業は危険です)。

② 外壁・窓・ベランダで気づくサイン

兆候 疑われる原因
窓枠やサッシの下部が濡れる 豪雨時の吹き込みや、窓枠周辺のシーリング材の劣化が原因です。
外壁のひび割れ(クラック) 幅0.3mm以上のひび割れは雨水の浸入経路になります。特に横向きのひび割れは水が溜まりやすいため危険です。
ベランダ・バルコニーの床の膨れ ベランダの防水層が破れて水が浸入し、下地が水分を含んで膨張しているサインです。
外壁タイルの浮きや剥がれ タイル目地のシーリング劣化や、下地への浸水により、タイルが剥離していることがあります。

3. 被害拡大を防ぐ!雨漏り発見時の応急処置ガイド

雨漏りを見つけたら、まずはこれ以上被害が広がらないように安全な範囲で応急処置を行い、すぐに専門業者へ連絡しましょう。

【屋内での応急処置】

  1. 水受けの準備: 水漏れ箇所の下にバケツや洗面器を置き、床が濡れるのを防ぎます。
  2. 水の飛散防止: バケツの中にタオルや雑巾を敷き詰めると、水滴が落ちた際の「ポタポタ」という音や水が跳ねるのを防げます。
  3. 水の拡散防止: 水が漏れている真上にあたる天井や壁に、防水性の高いビニールシートをあて、ガムテープや養生テープで広範囲をカバーします。
  4. 電化製品の避難: 漏れている箇所の下にある電化製品や家具は、感電や故障を防ぐため、速やかに移動させましょう。

【屋外での応急処置(※危険を伴うため注意)】

  • ブルーシートで養生: 屋根からの浸入が明らかな場合、ブルーシートで広範囲を覆い、土のうや重り、ロープでしっかりと固定します。
  • 防水テープで補修: 窓枠や外壁の目に見えるひび割れなど、浸入箇所が特定できる場合は、防水性の高い補修テープを貼るのも有効です。
  • 【警告】高所作業の危険性: 屋根上での作業は非常に危険です。足場がない場所での作業や、雨が降っている最中の作業は絶対に避け、専門業者に任せましょう。

4. 費用を抑え、再発を防ぐための修理・業者選びの極意

応急処置はあくまで一時しのぎ。雨漏りは建物の構造にまで影響を及ぼすため、根本的な修理が必要です。

① 根本解決のための「調査」の重要性

雨漏りの修理で最も重要なのは、浸入経路の特定です。見た目と実際の浸入元が違うことは多々あります。

  • 散水調査: 疑わしい箇所に水をかけて浸入経路を再現・特定します。最も一般的で確実な調査方法です。
  • 赤外線サーモグラフィー調査: 建物表面の温度差から、内部の水の流れや湿潤箇所を特定します。
  • 発光液調査: 浸入経路に発光する特殊な液体を流し込み、漏れ出た場所を確認します。

原因特定が不十分なまま表面だけを直しても、必ず再発します。**「調査は無料でやってくれるか」「どのような方法で特定するか」**を業者に確認しましょう。

② 修理の費用相場(目安)

修理費用は雨漏り箇所や被害の範囲によって大きく変動します。足場代は屋根や外壁修理の場合、別途20万〜40万円程度かかることが多いです。

箇所 軽度(シーリング補修など) 中度(部分葺き替え・防水層修繕) 重度(屋根全体改修・大規模外壁補修)
屋根 3万〜10万円 10万〜50万円 80万〜300万円以上
外壁 2万〜10万円 10万〜30万円 50万〜200万円
ベランダ 5万〜15万円 15万〜40万円 50万〜80万円

③ 優良な修理業者の選び方

雨漏り修理は緊急性が高いため、悪徳業者に騙されやすい分野です。以下の7つのポイントを参考に、冷静に業者を選びましょう。

  1. 複数の業者から相見積もりを取る: 費用の妥当性を判断するために必須です。
  2. 「雨漏り診断士」などの専門資格保有者: 専門知識と技術を持つ担当者がいるか確認しましょう。
  3. 詳細な診断報告書と見積書: 「雨漏り一式」のような曖昧な表記ではなく、使用材料名、数量、作業内容が明確に記載されているか。
  4. 地元での実績と評判: 地域に根ざした業者は、評判を気にするため信頼性が高い傾向にあります。
  5. 建設業の許可証があるか: 大規模な工事に対応できる資格があるか確認します。
  6. 長期の保証とアフターフォロー: 修理後の保証内容(期間、対象範囲)を必ず確認しましょう。
  7. 契約を急かさない: 「今すぐ契約すれば大幅割引」など、焦らせる業者は要注意です。

5. 朗報!火災保険が適用される雨漏りと申請のポイント

「火災保険は火事のときだけ」と思っていませんか?実は、自然災害を原因とする雨漏りは、火災保険の「風災(ふうさい)」「雪災」「雹災(ひょうさい)」の補償対象となる可能性があります。

① 適用されるケース vs 適用されないケース

適用される可能性が高いケース 適用されないケース
風災: 台風や暴風で屋根瓦が飛んだり、外壁に物がぶつかってできた損傷からの雨漏り。 経年劣化: 建物の寿命による自然な劣化(ひび割れ、シーリングの硬化など)が原因の雨漏り。
雪災: 積雪の重みで雨樋が歪んだり、雪解け水が逆流したりして発生した雨漏り。 施工不良: 業者の手抜き工事が原因の雨漏り。
雹災: 雹(ひょう)が屋根材や外壁に穴を開けたことによる雨漏り。 地震: 地震が直接の原因で建物が損傷した場合は地震保険の対象です。

【重要】 経年劣化と判断されても、**「自然災害による損傷が劣化を早めた」**と証明できれば、保険が適用される可能性があります。必ず業者と保険会社に相談しましょう。

② 保険金請求のステップ

  1. 保険会社へ連絡: 事故発生の日時と被害状況を報告します。
  2. 被害状況の記録: 現場の写真(遠景、近景、損傷箇所)を多めに撮影し、証拠を保全します。
  3. 業者による見積もり: 修理業者に見積もりを作成してもらい、保険会社に提出します。この見積もりは、被害が災害によるものであることがわかるように詳細に記載してもらう必要があります。
  4. 保険会社の鑑定人による調査: 必要に応じて保険会社の鑑定人が現場を調査します。
  5. 保険金の決定・支払い: 調査結果に基づき、保険金が支払われます。

【注意】 保険金請求には3年間の時効があります。被害に気づいたら、早めに申請手続きを始めましょう。また、契約内容によっては**免責金額(自己負担額)**が設定されている場合があり、修理費用が免責金額以下の場合は保険金が支払われません。


6. 雨漏り再発防止のための賢いメンテナンスと予防策

雨漏りは突然起こるものではありません。日頃のわずかな意識とメンテナンスで、大切な住まいを守ることができます。

① 日常的なセルフチェック

  • 雨樋の詰まり点検: 台風シーズン後や秋の落ち葉が多い時期に、雨樋にゴミや落ち葉が溜まっていないか確認しましょう。詰まりは水の逆流を引き起こします。
  • ベランダ排水口の清掃: ベランダの排水口周りのゴミをこまめに取り除き、スムーズな排水を確保します。
  • 屋内の五感チェック: 強い雨の日には、異臭(カビ臭、湿った匂い)、異音(ポタポタ音)、変色(天井、壁)がないか意識して確認しましょう。

② 定期的な専門家による点検

メンテナンス箇所 推奨頻度 重点チェックポイント
外壁シーリング 5〜10年ごと 寿命が短く、外壁の防水の要です。ひび割れや剥離が見られたら打ち替えが必要です。
屋根 10年ごと 瓦のズレ、スレートの割れ、金属屋根のサビ、漆喰の劣化などをプロの目で点検してもらいましょう。
防水塗装 10〜15年ごと ベランダや陸屋根の防水層は紫外線で劣化します。定期的な再塗装で防水機能を維持します。

7. 専門家からの最後のアドバイス

雨漏りの応急処置は、あくまで「これ以上の被害を防ぐための一時的な措置」にすぎません。

「とりあえず雨が止んだから大丈夫」と放置すると、建物の内部で木材の腐食シロアリの発生、躯体の強度低下につながり、修理費用が雪だるま式に膨らみます。

最も重要なのは、**「信頼できる業者に、徹底した原因調査を行ってもらい、根本から修理すること」**です。

今回の豪雨を教訓に、ご自宅の建物の状態を把握し、安心できる住環境を取り戻しましょう。早めの行動が、あなたの未来の出費と安心を守ります。

 

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