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神奈川県横浜市中区の賃貸管理 | 玄関ドアのゴムパッキンが劣化で隙間が空いてしまっている。

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2024.04.28
  • トラブル事例

トラブル内容

神奈川県横浜市中区の賃貸管理・不動産管理トラブル解決事例。

先日、戸建のご入居いただいているお客様より「玄関ドアのゴムパッキンが一部切れて取れてしまい、隙間が空いている。隙間から虫が入ってくるため、どうにかしてほしい」との事で、お問い合わせをいただきました。

詳しい状況をヒアリングしたところ、以前まではあまり気になってはおらず、室内に虫が頻繁に出るようになってから、発生源を辿って行ったところ、玄関ドアのパッキンが切れて取れており、隙間が空いている事が判明したようです。

 

一度、業者とともに現地へ伺い、調査をしたところ、部分的に隙間が空いている事が確認できたため、業者と打ち合わせの上、修繕orパッキン交換のお見積りを依頼させていただき、その上でオーナー様へ報告する流れとなりました。

今回は玄関ドアのパッキン部分について、原因や対応方法、修繕をする際の相場についてご紹介させていただきます。

是非、最後までご覧ください。

 

原因

玄関ドアのゴムパッキンは、ドア本体とドア枠が接する部分に取り付けられています。その役割は、衝撃を和らげることや気密性を高めることです。しかし、築年数が経つとゴムパッキンは劣化し、さまざまな不具合が生じることがあります。

不具合の原因については様々事例がありますが、今回の原因は完全に劣化が進んでしまい、によるものでした。

徐々にダメージが蓄積していき、限界を迎えて亀裂が入り、そこからダメージが広がっていってポロっと取れてしまったようです。

 

また、上記以外にも劣化原因として可能性があるものを挙げていきます。

≪ ゴムパッキンの劣化原因 ≫

  1. 日常使用: 玄関ドアは頻繁に開閉されるため、ゴムパッキンは摩擦を受けて劣化します。
  2. 経年劣化: 外気に触れることで気温差や紫外線の影響を受け、徐々に劣化します。
  3. 人的原因: 何か物をぶつけてしまったり、引っかかった事による傷をそのままにして、ダメージが広がっていきます
  4. メンテナンス不足: 汚れや雨、雪によるダメージも考慮する必要があります。

 

劣化原因については、以上となります。

可能性として、その他の原因も考えられますが、主な原因は上記のような内容だと考えられます。

 

また、ここで1つ気になったのは、ゴムパッキンの耐用年数はどのくらいなのだろう?という疑問を持ったので、お調べしてみましたので、ご紹介します。

 

 

【ゴムパッキンの耐用年数】

玄関ドアのゴムパッキンは、その耐用年数は平均で約5年前後です。ただし、外気に触れる機会が多く、摩擦のダメージを受けやすい玄関ドアのゴムパッキンの場合、個々の家庭によって差があります。紫外線や冷気、雨などの影響も考慮して、定期的な点検とメンテナンスを行い、いい状態をキープすることが大切です。

玄関ドアのゴムパッキンが劣化すると、衝撃吸収や気密性の維持が難しくなり、玄関ドアを閉める際に音がするようになったり、冬場に玄関が寒くなったりします。早めの対処が大切ですので、定期的な点検をおすすめします。

では次に対処方法について、ご説明いたします。

 

【対処方法について】

原因を特定したら、次は修繕を進めていく必要があります。

こちらはシンプルに【一時的な修理】もしくは【交換】のどちらかとなり、一時的な対応は難しいケースが多いと考えられます。

ほとんどのケースは交換するケースが多いかと思いますので、交換をご紹介いたします。

状況次第では、ご自身でも交換する事が出来る可能性もありますので、参考にしてみてください。

 

≪劣化したゴムパッキンの対処法≫

・修理: ゴムパッキンが外れている場合、専門家に修理を依頼するか、自分で再取り付けを行います。(部分的な修理)

 

・交換: 劣化が進みすぎている場合は、新しいゴムパッキンに交換をしましょう。(全交換)

 

パッキンの交換方法

・古いゴムパッキンを剥がす:ドライバーやヘラを使って、古いゴムパッキンを丁寧に取り外します。

 

・溝を掃除する:ゴムパッキンを剥がした後、溝を清掃します。埃や汚れを取り除きましょう。

 

コーキング剤を塗る:ゴムパッキンをはめ込む前に、溝の両端にコーキング剤を塗ります。これにより密封性が向上します。

 

・新しいゴムパッキンをはめ込む:ゴムパッキンを溝にしっかりとはめ込んでいきます。⇒隙間ができないように注意し、余った端の部分を適切な長さに切ります。

 

これらの手順が玄関ドアのゴムパッキンの交換方法となります。

続いては交換費用について、簡単なご紹介です。

 

業者に依頼する場合

=約1万円~2万円前後

・ゴムパッキン自体の価格は数百円から数千円程度です。

 

・技術料や出張料がかかります。技術料は約1万円程度、出張料はお住まいの地域や駐車場の有無によって変動します。

 

・修理内容や作業量によっても価格は変わります。

 

自分で交換する場合

=約3千円~7千円前後

・自分でパッキンを交換することも可能です。

 

・パッキンの種類やサイズを選び、基本的な流れに従って交換します。

 

・部品代+工具だけで済むため、コストを抑えられます。

 

また、具体的な事例として、その他のパッキン交換の費用もご紹介します。

  • キッチン水栓のパッキン交換: 8,800
  • トイレ止水栓のパッキン交換: 11,550
  • 洗濯機蛇口のパッキン交換: 12,100 

これらはあくまで参考価格であり、現地の状況や業者によって異なります。業者に依頼する際は、時間が許す限りで複数の業者から見積もりを取り、料金や内容をしっかりと確認、比較して選ぶことをおすすめします。

 

 

【まとめ】

以上がゴムパッキンの対処方法などのご紹介となります。

今回はオーナー様と協議の上、ゴムパッキンの全体を交換して対応が完了となりました。

入居者様から連絡をいただき、比較的に早めに修繕が出来たので、我々も入居者様も一安心できたのかと思います。

 

普段、あまり意識して見たり確認する事が少ないかと思われるゴムパッキンですが、日常的に使用頻度(開閉)が高く、劣化はしてしまうものになります。

正直、管理会社の仕事をしていても、あまり案件としては発生件数が少ない方です。

(玄関ドアの不具合で多いのは【鍵】の不具合)

入居者様はお出かけされる前や、掃除をする時などに、一度意識を向けてみて、亀裂が入っているなどの不具合が確認できたら、すぐさま管理会社やオーナー様へ報告をしてみてください。

管理会社やオーナー様は、中々見れる機会が少ないので、退去立会いや原状回復工事に入る際には必ず確認して、状況によって必要とあればメンテナンスや交換も視野に入れていきましょう。

 

 

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