千葉県船橋市の賃貸管理 | 戸建て物件の雨どいが外れてしまった
trouble
- トラブル事例
トラブル内容
千葉県船橋市の賃貸管理・不動産管理トラブル解決事例。
先日、弊社管理物件の戸建にご入居いただいているお客様より「強風の影響で雨どいが急に外れてしまい、ぶら下がっている状況でどうすれば良いか?」と事で、お問い合わせをいただきました。
詳しい状況をご入居者様へヒアリングしたところ、退去立会まえで既にお引越しの上お部屋を空けており、1週間ぶりくらいにお部屋の清掃などで物件に来たところ雨どいが外れてぶら下がっているのを見つけたそうです。
退去立会が近かったので、実際に弊社でも現地を確認したところ数か所の留め具が外れており完全には外れていないものの、ぶら下がってしまっている状況が確認出来ました。
原状回復を依頼しておりました内装業者では対応が難しいと回答があった為、近隣の業者を選定の上雨どいの壊れてしまっている箇所の一部交換及び雨どい全部の交換でお見積りを依頼の上、オーナー様へご報告する流れとなりました。
今回は雨どい部分について、原因や対応方法などについてご紹介させていただきます。
是非、最後までご覧ください。
状況
まず初めに今回の状況について、建物自体も築古となっており築50年ちかくになる戸建てとなっており、元々劣化してきていた雨どいの留め具部分が強風の影響で何か所か外れてしまい垂れ下がっている状況でした。
今回はぶら下がっているだけで他に被害などはございませんでしたが、外れ方などによっては物件にぶつかって窓が割れてしまったりや外壁に傷がついてしまったりするケースや、隣家が近ければ飛んでしまった雨どいが止めてある車や庭に置いてある物にぶつかって壊してしまったり等の2次被害に繋がってしまう可能性も御座います。
また、入居者様も急に起きてしまった事で、中々壊れるような場所でもない為、どうすれば良いかが分からずご連絡をいただいた形になります。
今回については、たまたま外れた箇所の近くに2階の窓があり、室内側から紐で括り付けてもらうことでぶら下がっているままにはならず、雨どい全部が外れてしまったりどこかに飛んで行ってしまうことは防ぐことが出来ました。
退去が近いこともあり原状回復業者へ見積もりの確認を致しましたが、外壁関係は専門外との事でしたので近隣の雨どい専門業者へ見積もり依頼をすることになりました。
対応~修繕方法
まずは、雨どい業者へお見積り依頼をしお写真等を共有の上確認を頂きました。
ただ、写真では細かい状況が分からず、一度現地調査から始めなければ具体的な施工内容や金額については出せませんでした。
現地調査の結果、外れてしまっている箇所のみを交換することも出来ましたが、全体的に劣化が進んでおりましたので全箇所を交換した方が良いと業者からお話をいただきました。
理由としては、現状壊れていない箇所についても外れてしまった箇所と同様に劣化は進んでおり、また強風などの影響で外れてしまう可能性が高い状態でしたので、1度に交換をした方が良いとの見解になります。
また、雨どい交換の施工を行うのには基本的に足場を立てて作業をする必要が御座います。
建物全体に足場を立てる場合、一回立てるのに建物の構造にもよりますが20万前後程の費用が発生いたします。
また、敷地が広い場合には足場を立てずに施工が出来る場合も御座います。
足場を立てる費用がかなり高額にはなりますので、1回足場を立てるのであればその際に全箇所交換した方が良いというのも業者からの見解になります。
また、雨どい交換をする際には、既存雨樋の撤去処分費用であったり雨どい本体の費用が発生いたします。
使用する部材や交換する範囲、選んだ業者によっても異なってきますが、基本的には数十万円から数百万円くらいの金額になるケースが御座います。
原因
雨どいが壊れてしまう原因としては大きくは下記の3点があげられることが多いです。
・落ち葉やほこり等ゴミの詰まり
・経年劣化
・自然災害
・落ち葉やほこり等ゴミの詰まり
雨どいは、屋根から流れてくる雨水を集めて排水する為に設置されております。しかし、雨水と一緒に、落ち葉やほこりなどのゴミが雨どいに集まってしまうことがあります。
水を流すための管なので、落ち葉などが内部に流れていってしまうと、雨どいが詰まってしまう可能性がございます。
詰まってしまうと、雨水の流れが阻害されてしまうので、雨どいとしての機能が低下し水が詰まってしまったり溢れてしまったりと、トラブルが起きてしまう可能性が御座います。
詰まりを長期間放置してしまうと、雨どいに腐食が発生したり、どんどんとゴミが溜まり重さに耐えきれなくなってしまったりなど、壊れてしまう原因にもなってしまいます。
また、雨どいの近くに木が生えている場合は、特に雨どいに枯れ葉や枝などのゴミが集まりやすく、詰まってしまう可能性が高くなってしまいます。
近くに木が生えている場合は定期的な剪定作業などを行い、なるべく雨どいに落ち葉などが落ちてこないようにする必要も御座います。
・経年劣化
雨どいは建物の外に設置されているため、雨風や日差し等にさらされる機会が多くなっており、経年劣化も起こりやすくなっております。
雨どいの対応年数としては15年~30年程となってはおりますが、環境や日当たりの具合によっても劣化具合が異なる為、年数の幅が広くなっております。
屋根付近に設置がされている為、状態を見るのが困難ではありますが、目視でも錆び状況や亀裂が入っていないかを定期的に確認する必要が御座います。
・自然災害
雨どいが壊れてしまう直接的な原因として多いのが、自然災害になります。
台風やゲリラ豪雨などにより、大量の雨や強風により普段よりも圧力がかかってしまう為、耐えきれなくなり金具の破損や雨どい自体の破損に繋がるケースが御座います。
また、大雪の影響により雨どいに雪が積もり、重さにに耐え切れずに壊れてしまうケースも御座います。
尚、自然災害にて壊れてしまった場合は、火災保険が使用できるケースも御座いますが、場合によっては経年劣化扱いになってしまい保険適用が出来ない場合もございます。
あらかじめ保険会社へ確認しておけば、急に壊れてしまった際に慌てずに済むかもしれません。
まとめ
以上が雨どいが壊れてしまった際の対応や原因になります。
雨どいは家を雨などから守る部分になります。日頃から雨どいを点検をすれば、細かな異変にすぐに気が付くことが出来、完全に壊れてしまう前に早く修理することが出来るかもしれません。
壊れて外れてしまうと周辺の物を傷つけたり壊してしまい、2次災害に繋がってしまう可能性が御座いますので、異変に気づいたらまずは専門業者への点検などを行うことをオススメいたします。
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