エアコントラブルについて
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- 賃貸管理トラブル事例
1. トラブル発生!まずは落ち着いて対処しよう
エアコンが動かなくなった、冷えない、暖まらない…そんなトラブルに見舞われた時、パニックになる必要はありません。まずは以下の手順で落ち着いて対処しましょう。
1-1. 自分でできる簡単なチェック
業者を呼ぶ前に、まず自分でできる簡単なチェックを行いましょう。意外と単純な原因で解決することがあります。
* 電源プラグの確認:
* コンセントから電源プラグが抜けていないか、ブレーカーが落ちていないか確認しましょう。
* タコ足配線をしている場合は、他の家電との同時使用が原因で電力不足になっている可能性もあります。
* リモコンの確認:
* リモコンの電池が切れていないか確認しましょう。新しい電池に交換してみましょう。
* リモコンの信号を受信部に正しく向けて操作しているか確認しましょう。
* フィルターの確認:
* フィルターにホコリが詰まっていないか確認しましょう。フィルターが目詰まりすると、風量が弱まったり、冷暖房効率が悪くなったりします。
* フィルターの掃除は入居者の義務であることが多いので、定期的に掃除をしましょう。
* 室外機の確認:
* 室外機の周りに物を置いたり、雑草が生い茂っていたりしないか確認しましょう。
* 室外機が壁に近すぎたり、直射日光が当たったりする場所にあると、冷暖房効率が落ちることがあります。
1-2. 応急処置を試みる
* リセットボタンを押す:
* エアコン本体やリモコンに「リセット」ボタンがある場合があります。リセットすることで一時的に不具合が解消されることがあります。
* しばらく電源を切ってから入れ直す:
* コンセントを抜き、数分待ってから再度差し込むことで、内部の制御システムがリセットされ、正常に動作することがあります。
これらのチェックや応急処置を試しても改善しない場合は、専門家である業者に修理を依頼する必要があります。
2. よくあるエアコントラブルと原因
賃貸物件でよく発生するエアコントラブルには、以下のようなものがあります。
2-1. 冷えない・暖まらない
原因:
* フィルターの目詰まり: 最も一般的な原因です。
* ガス不足(冷媒ガス): エアコンの内部にある冷媒ガスが漏れている可能性があります。これは専門業者による充填が必要です。
* 室外機の不具合: 室外機のファンやコンプレッサーに問題がある可能性があります。
* 設定ミス: 運転モードや温度設定が正しくない場合。
2-2. 異音・異臭がする
異音の原因:
* 内部のホコリ: 内部に溜まったホコリがファンに絡まって異音を出すことがあります。
* 部品の劣化: ファンモーターやベアリングが劣化している可能性があります。
* 設置不良: エアコン本体が壁にしっかりと固定されておらず、振動で音が出ている可能性があります。
異臭の原因:
* カビ: エアコン内部に溜まった結露水が原因でカビが発生し、酸っぱいような、埃っぽいような臭いがすることがあります。
* ホコリやタバコのヤニ: 内部に付着したホコリやタバコのヤニが臭いの原因となることがあります。
2-3. 水漏れがする
原因:
* ドレンホースの詰まり: エアコン内部で発生した結露水を外に排出するドレンホースが、ゴミやホコリで詰まっている可能性があります。
* ドレンホースの傾き: ホースが適切に勾配を取れておらず、水が逆流している可能性があります。
* 取り付け不良: エアコンの設置時に本体が水平になっていない場合、水漏れが発生することがあります。
3. 修理費用は誰が負担する?賃貸物件の基本原則
賃貸物件のエアコントラブルで最も重要なのが、「修理費用を誰が負担するか」という問題です。基本的には、以下の原則に基づいて判断されます。
3-1. 貸主(大家さん・管理会社)が負担する場合
* 経年劣化による故障: 通常の使用によって発生した故障や不具合(例:コンプレッサーの寿命、ガス漏れなど)。
* 初期不良: 入居時からエアコンに不具合があった場合。
* 設置不良: 設置方法に問題があった場合。
注意点:
* 貸主負担となる場合でも、修理を依頼する前に必ず大家さんや管理会社に連絡し、承諾を得る必要があります。勝手に業者を呼んで修理してしまうと、費用を負担してもらえない可能性があります。
* エアコンは「付帯設備」として賃貸借契約書に記載されていることがほとんどです。契約書の内容をよく確認しましょう。
3-2. 借主(入居者)が負担する場合
* 故意または過失による故障: 入居者の不注意や誤った使い方によって故障した場合(例:物をぶつけて壊した、掃除を怠ったことによる故障など)。
* 通常の使用範疇を超える使い方: エアコンを酷使したり、取扱説明書に記載されていない使い方をした場合。
* 借主が設置したエアコン: 入居者が自分で設置したエアコンの修理費用は、原則として借主負担となります。
3-3. 迷った時の対処法
「経年劣化か、自分の過失か判断できない…」という場合は、まず管理会社や大家さんに連絡し、状況を説明しましょう。多くの場合は、管理会社が提携している業者に点検を依頼し、故障の原因を特定してくれます。
4. トラブルを未然に防ぐための予防策
「故障してからでは遅い!」と感じている方も多いでしょう。日頃から以下の予防策を実践することで、エアコントラブルのリスクを大幅に減らすことができます。
4-1. 定期的なフィルター清掃
* 頻度: 2週間に1回程度が理想です。少なくとも月に1回は清掃しましょう。
* 方法:
* エアコンの電源を切り、プラグを抜く。
* 前面パネルを開けてフィルターを取り出す。
* 掃除機でフィルターのホコリを吸い取る。
* 汚れがひどい場合は、中性洗剤を使って水洗いし、しっかりと乾燥させる。
* 完全に乾燥させてから元の位置に戻す。
4-2. 内部クリーニング(専門業者への依頼)
* 頻度: 1~2年に1回程度。特にカビや臭いが気になる場合はおすすめです。
* メリット:
* 内部のカビやホコリを徹底的に除去し、衛生的な状態を保つ。
* 冷暖房効率が改善し、電気代の節約につながる。
* 故障の予防につながる。
4-3. 定期的な換気と適切な使用
* 換気: エアコンを使用する際も、定期的に窓を開けて換気を行うことで、内部の湿気を逃がし、カビの発生を抑えることができます。
* 適切な温度設定: 設定温度を極端に下げたり上げたりせず、適切な温度(冷房28℃、暖房20℃が目安)で使うことで、エアコンへの負担を減らすことができます。
5. まとめ:賢くエアコントラブルを乗り越えよう
賃貸物件のエアコントラブルは、誰にでも起こりうることです。しかし、日頃からのメンテナンスを怠らず、万が一トラブルが発生した際には冷静に、そして適切な手順で対処することで、スムーズに問題を解決することができます。
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