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エアコンのトラブルについて

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2025.07.05
  • 賃貸管理トラブル事例

エアコントラブルについて

梅雨が明け、本格的な夏が到来する頃、あるいは凍えるような冬の最中に、突然エアコンが動かなくなったらどうしますか? 想像するだけでも背筋が凍るような事態ですが、エアコンは私たちの生活に欠かせないインフラとなっており、使用ができないとかなり困ってしまい大きなクレームにもつながってきます。

 

しかし、冷静に対処すれば、自分で解決できる簡単なトラブルも少なくありません。また、専門業者に依頼する際にも、事前に準備しておくことでスムーズな対応が期待できます。この記事では、エアコン故障の際に起こりうる症状から、その原因、自分でできる対処法、そしてプロに依頼する際のポイントまで、あらゆる側面から徹底的に解説していきます。

エアコン故障のサインを見逃すな!症状から探るトラブルの原因


エアコンが故障する際、多くの場合、何らかの「サイン」を発しています。これらのサインを見逃さず、早期に原因を特定することで、被害を最小限に抑え、修理費用を抑えることにも繋がります。

 

よくある故障症状と、それらが示唆する可能性のある原因

1. 全く電源が入らない、動かない
最も困る症状の一つです。
* 考えられる原因:
* ブレーカー落ち: 他の家電製品との同時使用で電力オーバー、またはエアコン内部の電気系統のショートなどが原因で、ブレーカーが落ちている可能性があります。
* リモコンの電池切れ・故障: リモコンの電池が切れている、またはリモコン自体が故障しているために、本体に信号が届いていないケースです。
* 電源プラグの抜け: コンセントから電源プラグが抜けている、または半挿しになっている場合も多いです。
* エアコン本体の故障(基板、制御部など): 上記に当てはまらない場合、エアコン本体の基板や制御部分が故障している可能性があります。
2. 冷えない・暖まらない(風は出る)
エアコンの主要な機能が果たされていない状態です。
* 考えられる原因:
* フィルターの目詰まり: 最も多い原因の一つです。フィルターにホコリやゴミが詰まっていると、空気の循環が悪くなり、冷暖房効率が著しく低下します。
* 室外機の周辺の障害物: 室外機の吸込口や吹出口が物で塞がれていると、熱交換がうまくいかず、冷暖房能力が低下します。
* 冷媒ガスの不足・漏れ: エアコンの冷媒(フロンガスなど)が不足しているか、配管から漏れている可能性があります。ガスが不足すると、熱交換が効率的に行われず、冷暖房能力が低下します。
* 室外機の故障(コンプレッサー、ファンモーターなど): 冷媒ガスを圧縮するコンプレッサーや、熱交換を助けるファンモーターが故障している場合も、冷暖房ができなくなります。
* 温度センサーの故障: 室温を正確に検知できなくなり、設定温度と実際の室温に乖離が生じる場合があります。
3. 異音がする
エアコンから普段聞かない音がする場合、内部に何らかの異常がある可能性があります。
* 考えられる原因:
* 「カタカタ」「ガタガタ」: フィルターのゆるみ、ルーバーの破損、ファンモーターの異常、または内部に異物が入り込んでいる可能性があります。
* 「キーキー」「キュルキュル」: ファンモーターの軸受けの劣化、またはベルトの緩みや劣化などが考えられます(業務用エアコンなど一部の機種)。
* 「ポン」「ブーン」: 冷媒の流れる音や、膨張弁の作動音である場合もありますが、異常に大きい場合は冷媒経路の問題やコンプレッサーの不調の可能性もあります。
* 「シュー」「サー」: 冷媒ガスの漏れ、または内部の部品の摩擦音の可能性があります。
4. 水漏れがする
エアコン本体から水が垂れてくる症状です。
* 考えられる原因:
* ドレンホースの詰まり・勾配不良: エアコンで発生した結露水はドレンホースを通じて排出されますが、このホースがゴミや虫などで詰まったり、勾配が適切でなかったりすると、水が逆流して室内機から漏れてきます。
* 冷媒ガスの不足: 冷媒ガスが不足すると、熱交換器が過冷却され、必要以上に結露が発生し、それが水漏れにつながることがあります。
* 室内機の設置不良: 室内機が水平に設置されていない場合、結露水が正しく排水されず、水漏れの原因になることがあります。
* 断熱材の劣化: 配管の断熱材が劣化していると、結露が発生し、それが水漏れのように見えることがあります。
5. 異臭がする
エアコンからカビ臭い、酸っぱい、焦げたような臭いがする場合です。
* 考えられる原因:
* カビ・ホコリの繁殖: エアコン内部(熱交換器、送風ファンなど)にカビやホコリが繁殖していると、送風とともに不快な臭いがします。特に「カビ臭い」「雑巾のような臭い」はこれが原因です。
* ドレンパンの汚れ: 結露水がたまるドレンパンが汚れていると、雑菌が繁殖し、悪臭の原因となることがあります。
* エアコン以外の臭い: 部屋の生活臭(タバコ、ペットなど)がエアコン内部に吸い込まれ、それが再び排出されることもあります。
* 電気部品の焦げ付き: 「焦げたような臭い」がする場合は、エアコン内部の電気部品が過熱している、またはショートしている危険性があります。この場合は直ちに使用を中止し、電源を切ってください。

エアコン故障の対応方法

専門業者に依頼する前に、自分で試せる簡単な対処法がいくつかあります。これらの初期対応で解決することも少なくありません。

下記のような内容をまずは確認してみましょう。

1. 電源が入らない・動かない場合
* ブレーカーの確認: 分電盤を確認し、エアコンのブレーカーが落ちていないか確認してください。もし落ちていたら、一度上げてみて、再び落ちるようであれば専門業者に連絡しましょう。
* リモコンの確認: リモコンの電池を新しいものに交換してみましょう。液晶表示が薄い、表示がない場合は電池切れの可能性が高いです。また、スマートフォンのカメラを通してリモコンの先端を見ると、赤外線が出ているか確認できます(一部の機種では見えない場合もあります)。
* 電源プラグの確認: コンセントから電源プラグが抜けていないか、緩んでいないか確認し、しっかりと差し込み直してください。
2. 冷えない・暖まらない場合
* フィルターの清掃: エアコンの前面パネルを開け、フィルターを取り出して掃除機でホコリを吸い取るか、水洗いして乾燥させましょう。月に1〜2回の頻度での清掃が推奨されています。
* 室外機の周辺確認: 室外機の吸込口や吹出口を塞ぐような障害物(植木鉢、段ボール、雪など)がないか確認し、あれば取り除いてください。周囲に十分なスペースを確保しましょう。
* 設定温度の確認: 設定温度が適切か確認しましょう。夏場は26〜28℃、冬場は20〜22℃が目安です。
* 運転モードの確認: 冷房、暖房、除湿、送風など、適切な運転モードになっているか確認してください。
3. 異音がする場合
* フィルターの確認: フィルターが正しくセットされているか確認し、もし緩んでいればしっかりと取り付け直してください。
* ルーバーの確認: 風向きを変えるルーバーに破損や引っかかりがないか確認してください。
* 電源を入れ直す: 一度電源を切り、数分待ってから再度電源を入れてみましょう。一時的なエラーの場合、これで改善することがあります。
4. 水漏れがする場合
* ドレンホースの確認: ドレンホースの出口にゴミや泥が詰まっていないか確認し、詰まっていれば取り除いてください。ホースの途中に大きく曲がっている箇所がないか、排水の勾配が適切か(下り坂になっているか)も確認しましょう。
* 一時的な対処: 応急処置として、水滴が床に落ちないようバケツなどを置いてください。
5. 異臭がする場合
* 送風運転: 数時間、窓を開けて送風運転を行うことで、内部の湿気が乾燥し、カビの臭いが軽減されることがあります。
* フィルター清掃と内部乾燥: フィルターを清掃し、エアコンの「内部クリーン」機能(あれば)を使用するか、送風運転をすることで、内部を乾燥させ、カビの繁殖を抑えられます。

上記のような内容を試した上で改善されないのであれば、プロに点検の上対応を依頼するしかありません。

症状によって対応方法や金額が変わってしまいますので、業者へ確認の上発注をしましょう。

 

まとめ

エアコンの故障は、私たちの生活に大きな影響を与えますが、焦る必要はありません。まずは症状を冷静に観察し、自分でできる初期対応を試してみましょう。それでも改善しない場合は、信頼できる専門業者に依頼し、プロの力を借りるのが賢明です。

 

日頃からの適切なメンテナンスは、故障のリスクを減らし、エアコンの寿命を延ばすことにも繋がります。この記事が、エアコンのトラブルに直面した際の皆様の一助となり、快適な空調環境を維持するための一歩となることを願っています。

 

いざという時のために、信頼できる修理業者をいくつか調べておくことをおすすめします。 あなたのエアコンは、日々の快適な暮らしを支える大切なパートナーです。適切なケアで、長く大切に使い続けましょう。

 

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