蝶番のゆるみに起因するドアのトラブル
trouble
- トラブル事例
トラブル内容
お部屋や物件について考える際、あまりドアの蝶番について考える方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
先日発刊されたとある推理小説に、蝶番の構造を利用した密室殺人トリックが出てきました。蝶番がない側の部屋から「蝶番の芯棒をまっすぐ管に通すのは不可能」です。このため、「蝶番を外し部屋の外から扉を鍵をかけたまま取り付ける」という方法でドアをとりつけ密室を作るしかないのですがその方法が謎というものでした。
蝶番は構造自体は非常にシンプルですが、芯棒と蝶番本体の取り付けにズレが生じると上手く開閉ができません。もちろん、入居当初からこれらの部品がズレていることは稀ですが、一日に2回しか開閉をしなくても2年間でドアの開閉は約1,500回になります。玄関ドアとなりますと重さが10㎏以上ありますのでちょっとした「ネジのゆるみ」「芯棒部分の摩耗」によってズレが蓄積しドアがうまく開かなくなるというトラブルに発展します。
気づいた時にはドアを取り付けている枠組み自体の歪みに発展し、多大な修理費用を請求されるといった事態もあり得ます。
解決方法
電気設備など設備によっては前兆が全くなくいきなり故障することもありますが、ドアの不具合はほぼ前兆がございます。いきなりドアが開かなくなったり外れてしまったりといったことは非常に稀なケースかと思われます。流れとしては、
①本体のネジのゆるみ、芯棒の摩耗 ⇒②本体、芯棒がぐらつく(ドアがガタつく)⇒③本体、芯棒のぐらつきが大きくなる(ドアの開閉が悪くなる)⇒④ドアの枠組みの歪み(ドアの開閉が出来なくなる)
になります。④にまで発展してしまいますと修理費用も多大なものとなり、①の段階で気づいて修繕する方法が最も安価です。対策としては、「違和感を覚えたら放置しない」ことになります。物理的な設備の劣化は放置していてもよくなることはないのでお早目に対策することが有効です。
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