突然窓ガラスにヒビが入る現象!?何が原因?
trouble
- トラブル事例
トラブル内容
家に帰るとガラスにヒビが入っていた、、、なんて経験をされている方がいるかと思います。
物をぶつけたなどの何も心当たりもなく、突然の事にビックリしますよね。
もちろん全員が経験している事はないですが、この現象は今後経験する可能性のあると思い、話させていただきます。
ではなぜ?ガラスにヒビが入ってしまったのでしょうか?
窓ガラスには様々な種類の窓ガラスがございます。
・単板ガラス・網入りガラス・複層ガラス(防災安全合わせ複層ガラス)
典型的な窓ガラス割れトラブル事例とその解決策をご紹介いたします。
1.風圧や自然災害による割れ
事例:強風や台風が原因で窓ガラスが割れてしまった。特に古い建物や設置が不十分だった場合、風圧でガラスが割れることがあります。
入居者様がその後、修理費用を誰が負担するべきかでトラブルになってしまった。
問題点:自然災害による破損は、誰にも責任がないため、損害の捕填をどのように行うかが争点となります。特に古い建物の場合、ガラスの強度や取り付け状態に問題があった可能性がございます。
解決策:自然災害による場合は管理組合や個人の保険で修理費用をカバーできる場合があります。もし管理組合が災害時の保険に加入して入れば、その保険を利用して修理することができます。また、今後の予防として、強化ガラスや台風対策を施することが望ましく思います。
2.飛来物による破損
事例:道路工事や建設作業中に、近くで作業していた作業員が落とした物が窓ガラスに当たって割れてしまった。損害を与えた側(作業員または業者)に対して、賠償請求が発生した。
問題点:飛来物によって窓ガラスが破損した場合、その原因を特定し、責任を負うべき人物や業者を追及する必要があります。しかし、事故の証拠が十分にない場合、責任を特定することが難しいことがあります。
解決策:まずは周囲の証言や監視カメラ映像、事故報告書をもとに、原因を特定します。その上で、作業を行っていた業者や施工主に賠償を求めることができます。また、業者様の保険(工事賠償責任保険)でカバーされる場合もあるため、その確認を行うことが大切です。
3.過度な温度差による割れ
事例:①冬の寒い日に、暖房で温まった部屋に急に冷たい外気が流れ込んだため、窓ガラスが割れてしまった。特に古いガラスや単板ガラスでは、このような温度差でガラスが割れることもあります。
・②部屋の窓に直接つけるタイプのエアコンによる割れがあります。
こちらに関しましては私も経験しております。窓を少し閉めた状態でエアコンを作動してしまうと熱がこもってしまい窓ガラスが割れてしまう事態になってしまいます。網目状の強化ガラスではございますがヒビが入ってしまうのです。気が付いた時にはもう既に割れている状況です。
問題点:①急激な温度変化によってガラスが割れた場合、ガラスの品質や設置方法に問題があった可能性があります。特に単板ガラスは温度変化に弱いことがあります。
②窓を閉め切ってしまいますと熱がこもってしまいます。(開けすぎ閉めすぎ注意)
解決策:①新しい窓に交換する場合、二重ガラスや強化ガラスを選ぶことで、温度差による割れを防ぐことができます。
また、暖房を使用する際は、窓付近に急激な温度差を作らないように配慮することが予防策となります。
②割れてしまった場合は隠さず管理会社に伝える。早急にガラス交換の手配をする。そのまま使ってしまうと同じ現象になるか、さらにひどくなってしまう可能性がございます。
4.いたずらや破壊行為による割れ
事例:子供や若者のいたずらで、集合住宅の窓ガラスが割れてしまった。近隣住民が目撃したものの、犯人を特定することができず、修理費用の負担を巡って住民間で対立が発生。
問題点:犯人が特定ができない場合、誰がその責任を負うべきかが不明瞭になり、費用負担を巡って住民間で争いが生じることがあります。
解決策:まずは、監視カメラの映像や目撃証言をもとに班員を特定する努力が必要です。もし犯人が特定できなければ、管理組合の決定に基づいて、全住民で費用を負担することが多くなってきています。また、今後の予防策として、防犯カメラの設置や、窓ガラスの強化を行うことが難しいです。
5.施工ミスによる割れが生じる場合
事例:新しく窓を交換した際、業者がガラスを適切に取り付けなかったため、数か月後にガラスが割れてしまった。施工ミスが原因だと判明したが、修理費用を誰が負担すべきかでトラブルが発生した。
問題点:施工ミスによる場合、業者がその責任を認めず、費用負担を回避しようすることがあります。
解決策:業者様に対して、施工不良による問題を証明し、修理費用を負担させることが求められます。また、業者との契約内容に保証が含まれている場合は、それを利用して修理を行うことができます。万が一、業者が対応しない場合は、消費者センターや弁護士を通じて対応することが考えられます。
6.経年劣化による割れ
事例:長年使用している窓ガラスが、年数が経過することが脆くなり、ほんの小さな衝撃で割れてしまった。住民はその修理費用をを誰が負担するかで管理組合と意見が対立した。
問題点:窓ガラスが経年劣化によって割れた場合、特に管理組合が共有部分として責任を負うのか、個々の住民が負担すべきかが問題となることがございます。
解決策:経年劣化による割れの場合、管理組合が修理費用を負担するケースが多いです。ただし、管理規約に基づき、費用負担を住民全体で分担する場合がございます。定期的な点検とメンテナンスを行うことで、劣化の進行を遅らせることができます。
・設置場所や環境が原因の可能性等もございます。
・外的圧力:窓の設置場所(風が強く吹く場所、道路の近くなど)によっては外的な圧力で割れやすくなることがあります。
・温度や乾燥:極端な温度や乾燥にさらされることで、ガラスが劣化し割れることもございます。
【予防策と対応】
窓ガラスが割れた場合、以下の予防策と対応が重要です。
・強化ガラスや二重ガラスの使用:割れにくく、温度変化にも強い強化ガラスや二重ガラスを選ぶようにする。
・定期的な点検:窓ガラスや枠の状態を定期的にチェックし、問題があれば早めに対応するようにする。
・防犯対策:監視カメラや防犯フィルムを使用して、窓ガラスが破られにくくする。
・保険の確認:窓ガラスの破損に備えて、火災保険や賠償責任保険に加入しておくと良いです。
トラブルが万が一発生してしまった場合には証拠をしっかりと残し、適切な対応を取ることが重要になります。
・入居者様に関しましては管理会社にすぐ相談しましょう。
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